ロバ旅(インド・ラダック編)

★インド・ラダック編(2012年)

本日は楽しみにしていたロバとのミニトレッキング!

悦子さん、その義母さん、そして二頭のロバといざ出発!

途中、軍がキャンプをしている横を通っていきます。

のどかな農村なのに、複雑な事情を抱えた国境が近いことを思い出させます。

トレッキングといってもただ歩くのではなく、極寒の冬に向けてストーブの燃料にする家畜のフンを拾っていきます。
フンは空気が非常に乾燥しているので、あっという間にカラカラになっていて匂いはしません。
フンの大きい牛のものが極上なのだけど、あまり見つからない。


ランチはピクニック気分で絶景に囲まれた地べたに座って、持ってきたおかずを食べます。

お義母さんが雑穀っぽい粉を練ったものをロバにやると、彼らはいつまでも歯茎をニチャニチャさせて食べておりました。

 

そこからは人間だけでさらに山の上を目指すので、ロバは置いておきます。

一匹だけ繋いでおいたのは、逃げ出す性格のロバだったんでしょうか?

岩山の坂は急でかなりハードなのだが、お義母さんはす~いすい登っていくのはさすが!

いくら文明の利器を駆使したトレッキングシューズなんて履いていても日頃の鍛錬が違いますもんね…。

途中、大型の動物の骨が落ちていたり、かわいい鳴きウサギとも出会えます。

そばの道ではストックカングリ(標高6123m)方面へと向かうキャラバンが通り過ぎて行きます。
あれはロバと行けるのかな~、いつか登ってみたいな~。


袋に集めたフンはお義母さんが手際よくロバの背中にくくり付けます。

ロバは指図を待たず先に下山を始めるや否や、途中で袋を振り落としてしまう。

せっかくロバを連れてきたのに、大量のフン袋を悦子さんが背負う羽に。

これはこの地に嫁いだ者としての務めなのかなぁ。
歩いているだけでゼーゼーしている私はつくづく自分に体力がないのだと思い知らされる…。

それにしてもロバは可愛いなぁ。
こっちの言うことがわかってんだかわからないマイペースな態度は、家畜としては腹立たしいこともありそうだけど、あの瞳を見てると許してしまう。
背中が軽くなったロバたちは、とっとと先に下山してちゃんと間違わずに家の門の前で待っていました。お疲れ~!

 

 

 

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